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パリでアパートに住むと必ずある水漏れなどの水周りのトラブル。 2年くらい住んだ人なら必ず一度は経験があるはず。 そんなときのために必ずフランスの住宅保険( assurance multi risque habitation)に入っておかなくちゃいけないのはいうまでもない。 家主は家主で入り、店子は店子は別に入ること。 家主が入っているからといって、店子が入らないと盗難の場合などカバーされないので要注意。 で、水漏れの場合。 だれが支払いをするか。 多くの人が勘違いしているのは、水漏れの箇所を突き止めて修理する費用は実は保険では下りない。 パッキンなどの消耗品が原因の場合は修理費用は店子が、大きな配管などの水漏れの修理費用は家主が負担する。それ以外に建物の共有部分からの水漏れだったりすると、修理費用は管理組合の負担となるので、水漏れがあったらまずは家主に連絡を取って、どうしたらよいか尋ねればよいと思う。 ポストなんかに入っている広告を見て修理工を呼ぶと、高額な費用を請求されたりするので、家主にきちんとした人を紹介してもらうのもよい。 では保険は何のために入るのか。 水漏れによって被った被害の賠償のために入るのだ。階下の隣人に被害を与えたり、あるいは自分の持っている家具や電化製品、しいてはアパートの壁などの修理費用(の一部)は保険がカバーする。 そのためにはたとえ自分が被害者でも、constat amiable des dégâts des eauxという書類をおこして保険請求をする。 よく、「自分が悪くないのに自分の保険を使うのは腑に落ちない」と言う人がいるけれど、自動車の保険と一緒にしてはいけません。住宅保険にはペナルティはないので、保険申請をしたら次から保険費用が高くなるというようなことはない。 被害者と加害者がお互いの保険会社にconstatを送ると後は示談交渉的なことを保険会社同士がやってくれるので、保険会社の指示に従うべし。 ほとんどの水漏れの修理は家主の責任範囲ということが多いので、これから家を買おうと言う人はその費用もしっかり見越しておいたほうがよいと思う。 水漏れは忘れた頃にやってくる。 脆弱な水周り、友人に日本で水道工事屋をご主人とやっている人がいるのだけれど、私はこの人にフランス移住を勧めている。ご主人は盆暮れ関係なく、水漏れがあればいつでも出張しているらしい。 あのペースでフランスで働いたらベルサイユ宮殿が買える!と言っているのだけれど。
by paradisdeakemi
| 2013-03-04 22:03
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